2023年8月11日に公開された映画『リボルバー・リリー』を観ました。
映画『リボルバー・リリー』の基本情報
監督:行定勲
音楽:半野喜弘
企画・プロデュース:紀伊宗之
エグゼクティブプロデューサー:和田倉和利
プロデューサー:高橋大典、石塚紘太、溝畠三穂子
撮影:今村圭佑
照明:中村裕樹
録音:伊藤裕規
美術:清水剛
装飾:田口貴久
衣裳デザイン監修:黒沢和子
ヘアメイクデザイン:稲垣亮武
編集:今井剛
スタントコーディネーター:田渕景也
キャスティング:杉野剛
音楽プロデューサー:津島玄一
ラインプロデューサー:竹岡実
宣伝プロデューサー:杉田薫
上映時間:138分
制作プロダクション:シネバザール エピスコープ
制作協力:東映東京撮影所
制作:「リボルバー・リリー」フィルムパートナーズ
制作年:2023年
配給:東映
おもな出演者
小曾根百合…綾瀬はるか
細見慎太…羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)
岩見良明…長谷川博己
奈加…シシド・カフカ
琴子…古川琴音
水野武統…佐藤二朗
筒井国松…石橋蓮司
南始…清水尋也
小沢陸軍大佐…板尾創路
升永達吉…橋爪功
浅田…野村萬斎
ストーリーは?
大正の終わり、関東大震災の翌年。
実業家・細見欣也の息子・慎太(羽村仁成)は、父の居場所をさがす男たちに家族全員を殺される。
屋敷の床下にいて難を逃れ何とか逃げ出し、人の目を盗み鉄道に乗り込んだが、すぐに大勢の男たちに見つかってしまう。
そんな慎太を救い列車から一緒に飛び降りたのが、世界の要人57人を暗殺し「最も排除すべき日本人」の小曾根百合(綾瀬はるか)。
百合は、10年前まで台湾で暗躍していた元諜報員。
中国の元馬賊の奈加(シシド・カフカ)、従業員の琴子(古川琴音)とともに、東京・玉の井でカフェーを経営している。
そんな百合を気にかけているのが、元は海軍にいた弁護士の岩見(長谷川博己)。
百合は、細見一家を殺し自殺したと報道された、筒井国松(石橋蓮司)と古くからの知り合いだった。
本当に国松の犯行かどうか確かめるために、秩父に向かっている途中、慎太が陸軍兵に追われているところに遭遇したのだ。
百合は、偶然列車で襲われている慎太を助けたつもりだった。
が、話を聞くと、慎太の父が「東京玉の井の、小曾根百合のところに行け。」と指示したのだという。
百合が、慎太を追う陸軍兵たちの話を盗み聞きしたところによると、慎太の父・細見欣也が息子に何かしら情報を託した様子。
東京までの道という道がふさがれるなか、百合は、奈加を通じて岩見に連絡を取り、細見欣也と陸軍との関わりを調べてもらうようお願い。
陸軍と細見欣也との関係、その細見が、もうすでに諜報員ではない百合をなぜ頼るのか?が次第に明らかになっていくーー!
…というお話です。
冒頭怖かった
冒頭から残虐な拷問、殺害シーンが繰り広げられ、そこから一人逃げる少年・慎太。
こんなの逃げられるのか?
と思っていたら、なんとか逃げて人の目を盗んで列車に乗り込む!
少年一人でどうやって逃げれた?
かなりの数の大人の男がいたぞ!と思っていたら、あとで謎が解けます。
ちょーっと冒頭は残酷だったな。
一方的にやられて、かなり怖かったです。
大正の平和な街並みも出てくる
綾瀬はるかさん演じる百合が登場するシーンは、洋装店に服をオーダーしに行くシーン。
ブロックで作られた、頑丈そうなビル街の一角にある小さなお店。
建物の窓から街を眺める百合の横顔。
そして、にぎやかな大正の夜の街も描いていて、色鮮やかな着物を着た華やかな女性たちが、長谷川博己さん演じる岩見に次々に声をかけていくシーン。
列車が山の中を駆けていくシーン。
ーーなどなど。
怖いシーンばかりじゃありません。
道に、たくさんの人が行き交う勢いのある風景が描かれていました。
百合と慎太のつながり
百合と慎太。
物語が進むうち、二人のつながりが明らかになっていきます。
自らは語らない百合の苦しみ、それに影響された幻覚。
戦いの裏にある物語にグッと引きこまれました。
なんでもありの戦い
そして、この映画のみどころは何といってもアクション。
百合が登場してからの格闘シーンが迫力あり!!
打撃、振り回し、取っ組み合いはもちろんのこと、武器がなければ人からパイプたばこを借りてやっつける。
爆破に、銃撃戦。
百合だけじゃなく、シシド・カフカさん演じる奈加さんが加わると、もう制御不能!
ジェシーさんの冷酷非道な悪役にも驚愕。
ジェシーさん演じる陸軍大尉と百合は銃撃も取っ組み合いもやってて、二人とも強い怖い!
やり過ぎ!
「殺してない。」って言うけど、本当??
そんなに撃って撃たれて、なんでまだ生きてるの??
無駄にカッコいい長谷川博己は何?
ーーーツッコミどころ満載!
ぜひ、あなたも映画館まで行って確かめてみてください!
原作とはちょっと違うところもあるようです。
映画と何が違うのか?比べてみてもいいかもしれません。
以上、映画『リボルバー・リリー』を観た感想でした。